遺品から10万円金貨が出てきたら|種類の確かめ方から売るまでの手順

遺品から出てきた10万円金貨を確かめるイメージ

当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

遺品を片付けていたら、引き出しの奥から10万円金貨が出てきた。『どうしたらいいんだろう』と手が止まってしまいますよね。

金貨を持っている人

亡くなった母の収集品の中から、10万円金貨が1枚出てきました。家族は誰も興味がないので、売ってしまっていいものか迷っています。

案内役

まずは、それがどの金貨で何枚あるかを確かめるところから始めましょう。売るかどうかは、家族に伝えてからでも遅くありませんよ。

結論から言うと、遺品から出てきた10万円金貨は「種類と枚数を記録する、家族に伝える、遺品整理業者に渡す前に取り分ける、査定を受ける」の順番で進めると、あとで困りません。

この記事では、見つけた日から売るまでの手順を、1つずつお話しします。

目次

遺品から10万円金貨が出てきたら、この順番で進めます

先に結論

見つけたら、まずはケースから出さずに種類と枚数を記録します。次に家族に伝え、遺品整理業者に片付けを頼むなら、その前に金貨を別の場所に取り分けておきましょう。売るかどうかは、査定で金額を聞いてから決めても大丈夫です。

見つけてから売るまでの5ステップ
  1. ケースから出さずに、種類と枚数を写真とメモで記録する
  2. 家族に「こういう金貨が何枚あった」と伝える
  3. 遺品整理を業者に頼むなら、その前に金貨を取り分ける
  4. 買取店で査定を受け、銀行の額面と比べる
  5. 家族で話して、売るか残すかを決める
遺品から10万円金貨が出てきた時に見つけてから売るまでの5ステップの図解

ここで大事なのは、急いで売らないことです。

1枚だけでも、10万円金貨は金としての値打ちが額面を大きく上回っています。家族に伝える前に売ってしまうと、あとで話がこじれることもあるんです。

相続の手続きの中でどう扱うかは、相続した10万円金貨の扱いで詳しくお話ししています。

どの金貨か確かめるには?

『10万円金貨って1種類じゃないの?』と思う方も多いはずです。

実は、10万円金貨は2種類あります。さらに、遺品の中には5万円金貨や1万円金貨が一緒に入っていることもあります。

ケースや説明書の表記純金の重さ直径金の重さで見た1枚の目安
天皇陛下御在位60年(昭和61年・62年)20.0g30.0mm455,460円
天皇陛下御即位(平成2年)30.0g33.0mm683,190円
皇太子殿下御成婚(平成5年・5万円)18.0g27.0mm409,914円

重さと直径は財務省 記念貨幣一覧によるものです。

目安は、田中貴金属工業が2026年10月20日17:00に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)に重さをかけた記事執筆日時点の参考値です。金地金の価格で、記念金貨の買取価格そのものではありません。

ケースが無い時の手がかり

ケースや説明書が見当たらない時は、直径がいちばん分かりやすい手がかりになります。

金貨にはなるべく物を当てたくないので、紙の上に置いて紙に印をつけ、その印のあいだを定規で測ってみてください。

一覧に載っていない金貨やメダルが混じっている時は、日本の記念金貨一覧と見比べてみると、日本の記念金貨かどうかの見当がつきます。

磨いたり、ケースから出したりしないで

長くしまわれていた金貨はくすんで見えることがあります。おたからやの公式ページでは、無理に磨いたり薬品で洗ったりすると表面を傷つけるおそれがあるとして、そのまま持ち込むことをすすめています。

遺品整理業者に頼む前に取り分けておきます

『片付けは全部業者さんにお願いするつもりだった』という方もいますよね。

その場合でも、金貨や貴金属は、業者が来る前に家族の手で探して取り分けておくのがおすすめです。

金貨を持っている人

業者さんに頼んだら、金貨みたいなものも見つけて教えてくれるんじゃないですか?

案内役

見つけて教えてくれる業者さんもいると思います。ただ、何がどれだけあったかを家族自身が知っておくほうが、あとで迷わずにすみますよ。

業者が来る前に探しておきたい場所
  • 机や鏡台の引き出しの奥
  • 金庫・手提げ金庫・宝石箱
  • 押し入れの奥の箱や缶
  • 本棚の本のあいだやアルバムの裏
  • 通帳や印鑑と一緒にしまってある袋

見つけたものは、1つの箱にまとめて「金貨・貴金属」と書いておくと、片付けの途中でほかの物と混ざりません。

業者に頼む時も、「金貨や貴金属は家族で先に取り分けてあります」とひとこと伝えておくと、行き違いがなくなります。

家族にはどう伝える?

遺品から金貨が出てきた時、いちばん気をつけたいのが家族への伝え方です。

1枚だけでも、今の金の目安では数十万円になることがあります。『興味がないって言ってたから』と自分だけで決めてしまうと、あとで「知らなかった」と言われるかもしれません。

例えばこんな伝え方なら、角が立ちにくいですよ。

「母さんの箱から10万円金貨が1枚出てきたよ。金として見るとけっこうな金額になるみたいだから、一度査定してもらってから、どうするか一緒に決めない?」

写真を添えて送るだけでも、家族は状況をつかみやすくなります。

誰が売りに行くかも決めておく

売ると決まったら、誰が店に行くのかを決めておきましょう。店では売る人の本人確認があり、買取明細も売った人が受け取ります。明細は写真に撮って家族で共有しておくと安心です。

査定に持って行く時は

家族の話がまとまったら、査定に持って行きます。

『金貨1枚だけで店に行ってもいいの?』と心配になる方もいますよね。1枚からでも、まったく問題ありません。

持って行くもの理由
金貨(ケースに入ったまま)傷を増やさずに見てもらうため
ケース・箱・説明書種類の確認や査定の材料になるため
運転免許証などの身分証売る時の本人確認のため
家族で決めた売る目安のメモその場で迷わないため
遺品の10万円金貨を査定に持って行く時の持ち物の図解

金額は店によってかなり違います。例えば2026年10月20日更新の公表例では、御在位60年記念10万円金貨1枚の買取参考価格が、買取大吉で595,200円、大黒屋で421,000円でした。

2〜3店で金額を聞き、銀行で額面の10万円と引き換える場合と比べてから決めるのがおすすめです。売り先の違いは10万円金貨はどこで売るかで、当日の流れは買取の流れと必要なもので確かめられます。

まずは1店、査定だけでも受けてみると、家族と話す時の数字がそろいますよ。

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記念金貨の査定額を確かめる

10万円金貨・5万円金貨・1万円金貨は、ケースから出したものや傷があるものも査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

よくある相談:遺品の金貨についての知恵袋の声

知恵袋に寄せられた、遺品から金貨が出てきた方の相談を3つ取り上げます。

亡き母の収集品から1枚、娘たちは興味がない

御在位60年の10万円金貨が1枚だけ出てきて、家族も興味がないので売りたい、という相談です。

1枚でも、金の目安は455,460円(22,773円×20g)と、額面の10万円を大きく上回ります。銀行で両替する前に、一度買取の金額も聞いてみてください。

興味がない家族にも、金額の目安だけは伝えておくと、あとで気持ちよく話がまとまります。

祖父の遺品から、御即位と御在位60年の2種類が出てきた

2種類の10万円金貨が出てきて、どうすればいいか迷っているという相談です。

同じ10万円金貨でも、御即位記念は30g、御在位60年記念は20gで、金としての値打ちが違います。査定に出す時は、種類ごとに分けて金額を聞くと分かりやすいですよ。

遺品整理を業者に頼んだら、金貨が出てきた時はどうなる?

本人しか知らない金貨や現金が業者の片付けの途中で出てきたらどうなるのか、という不安の声もありました。

業者ごとの扱いは、この記事では確かめられていません。だからこそ、業者に頼む前に家族で探して取り分けておくのがいちばん確実なんです。

よくある質問

遺品の10万円金貨は銀行で両替できますか?

財務省と日本銀行の説明では、記念貨幣は金融機関の窓口で通常の貨幣と引き換えられます。ただ、額面は10万円のままなので、買取の金額も聞いてから決めるのがおすすめです。

ケースから出してしまった金貨も売れますか?

おたからやの公式ページでは、ケースから取り出してしまった御即位金貨でも買取できると案内しています。出してしまった金貨は、これ以上傷がつかないよう柔らかい布で包んでおきましょう。

遺品の金貨を売ったら税金はかかりますか?

売ってもうけが出た場合は、原則として譲渡所得として考えます。相続した金貨の計算の仕方は、税務署で確かめておくと安心です。

1枚だけでも査定してもらえますか?

はい。大黒屋の公式ページには「1枚から無料査定」とあります。ほかの店でも、1枚から相談できるか電話で聞いてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 見つけたら、ケースから出さずに種類と枚数を記録する
  • 10万円金貨は御在位60年(20g)と御即位(30g)の2種類
  • 遺品整理業者に頼む前に、金貨や貴金属を家族で取り分ける
  • 家族には金額の目安を添えて伝え、売る人を決めておく
  • 2〜3店で査定を受け、銀行の額面と比べてから決める

遺品の金貨は、故人が大切にしていたものでもあります。売るかどうかを決める前に、全体の流れを10万円金貨の買取ガイドで確かめておくと安心です。

10万円金貨買取.jp

10万円金貨買取.jp 編集部

昭和天皇御在位60年・天皇陛下御即位の10万円金貨、皇太子殿下御成婚の5万円金貨、1万円金貨など、日本の記念金貨を納得して手放すために、金貨の見分け方・相場の計算・銀行と買取の違い・売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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