当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
『10万円金貨の値段って、昔と比べてどうなっているんだろう』。売るかどうか考え始めると、気になってきますよね。
10万円金貨の買取価格の推移を知りたいです。これからも上がるなら、もう少し待ったほうがいいんでしょうか?
将来の値動きは誰にも言い当てられません。ただ、買取価格が何に合わせて動くのかを知っておくと、待つか売るかを自分で決めやすくなりますよ。
結論から言うと、10万円金貨の買取価格は金の価格に合わせて上下し、額面の10万円がその下支えになる、という関係です。
ここでは、その仕組みと、推移を自分で記録する方法、1万円金貨の発行当時の値段の移り変わりを紹介します。この記事では値上がり・値下がりの予想はしません。
10万円金貨の買取価格は金価格に合わせて動きます
10万円金貨の買取価格は「純金の重さ×その日の金価格」がおおもとなので、金価格が動けばそのまま動きます。一方で、金融機関で額面と引き換えられるので、お金としての価値は10万円を下回りません。
10万円金貨は純金でできています。
昭和61年・62年の天皇陛下御在位60年記念が20g、平成2年の天皇陛下御即位記念が30gです。
買取店はこの金の量を軸に値段を付けるので、金価格の推移がそのまま買取価格の推移になるんです。

1日でどれくらい動く?
田中貴金属工業が2026年10月20日17:00に公表した金の店頭買取価格は22,773円/gで、前日比はマイナス358円でした。
前日比は、土日・祝日を除く前営業日の9:30の価格と比べた差です。
30gの御即位記念に当てはめると、358円×30g=10,740円ぶん、目安が動いたことになります。
1日でも、これくらいの幅で動くことがあるんですね。
額面の10万円は「下支え」になります
記念金貨は法定通貨で、財務省・日本銀行とも、金融機関の窓口で通常のお金と引き換えられると説明しています。
だから、金としての価値がどう動いても、10万円金貨は10万円として引き換えられます。
2026年10月20日の公表価格で計算すると、20gの金としての目安は455,460円で、額面を大きく上回っています。今は金としての価値が前に出ている、という状態です。
推移を自分で記録する方法
過去の推移を見られる便利な表はありますか?
いちばん確かなのは、公表価格を自分で書き留めていく方法です。売る前の数週間だけでも続けると、値動きの幅がつかめますよ。
ネットで見かける「○年の買取価格」は、いつ・どこの・何の数字なのかが分からないことも多いです。
自分で記録すれば、出どころがはっきりした推移表になります。
- 田中貴金属工業の相場ページを開く
- 公表日時と金の店頭買取価格(税込)を書き写す
- 手元の金貨の重さを掛けて目安を出す
- 同じ曜日・同じ時間帯に見るようにする
- 気になる店があれば、参考価格の更新日と金額も並べて書く
記録の例はこんな形です。
| 公表日時 | 金の店頭買取価格 | 20gの目安 | 30gの目安 |
|---|---|---|---|
| 2026年10月20日 17:00 | 22,773円/g | 455,460円 | 683,190円 |
| (次に見た日) | 円/g | 円 | 円 |
| (その次に見た日) | 円/g | 円 | 円 |

天皇在位60年記念金貨の買取価格の推移を見る時のコツ
天皇陛下御在位60年記念の10万円金貨は、昭和61年銘も昭和62年銘も純金20gです。
なので、推移を見る時は「金価格×20」で考えれば十分です。
店の参考価格を並べて記録する時は、更新日が書いてあるものを使ってください。例えば2026年10月20日更新の表では、買取大吉が595,200円、大黒屋が421,000円でした。
日付のない金額や、過去の買取実績を混ぜてしまうと、推移が正しく読めなくなります。今日の数字の見方は今日の10万円金貨の買取価格を調べる方法でくわしく紹介しています。
1万円金貨の価格の推移|発行当時の販売価格の移り変わり
10万円金貨と違い、長野五輪以降の1万円金貨は、額面より高い販売価格で売られました。
純金15.6gの1万円金貨だけを、発行年の順に並べてみます。
| 発行年 | 1万円金貨(15.6g) | 販売価格 |
|---|---|---|
| 平成9年 | 長野オリンピック 第1次 | 38,000円 |
| 平成14年 | 2002FIFAワールドカップ | 40,000円 |
| 平成16年 | 2005年日本国際博覧会 | 40,000円 |
| 平成27年 | 東日本大震災復興事業 | 95,000円 |
| 平成30年 | 東京2020 第一次 | 120,000円 |
| 令和3年 | 郵便制度150周年 | 145,000円 |
| 令和4年 | 沖縄復帰50周年 | 153,500円 |
| 令和7年 | 2025年日本国際博覧会 | 268,000円 |
販売価格は財務省の記念貨幣一覧などによります。同じ15.6gの金貨でも、発行された年によって販売価格がずいぶん違いますよね。
2026年10月20日17:00の公表価格で計算すると、15.6gの金としての目安は約355,259円です。
販売価格は金の値段だけで決まったわけではありません
東京2020以降の金貨について、財務省は「貨幣の製造等に要する費用が額面価格を上回る、プレミアム型の記念貨幣」と説明しています。
販売価格には、素材や作りにかかる費用が含まれているということです。
だから「高く買った金貨ほど高く売れる」とは限らず、売る時はやはり金の重さが物差しになります。種類ごとの計算は1万円金貨の買取価格にまとめています。
よくある相談|10万円金貨の価格の推移について
Yahoo!知恵袋から、推移に関する相談を3つ取り上げて答えます。
「昔は金としては10万円の価値がないと言われたけど、今は?」
そう聞いた方もいるようですが、今の公表価格で計算すると状況は違います。
2026年10月20日17:00の公表価格で、20gの御在位60年記念は455,460円分の金が使われている計算です。
おたからやの公式ページにも「近年の金価格の上昇により額面以上の金額で買取可能です」と書かれています。
「御在位60年記念の10万円金貨は、これからも価値が上がる?」
この記事では、将来の予想はしません。
確かなのは、金としての価値は金価格に合わせて動き、お金としての価値は10万円で変わらないということです。
上がるのを待つか、今の金額で売るかは、自分の事情で決めて大丈夫です。売る時期の考え方は10万円金貨を売るタイミングで紹介しています。
「12万円で買った東京2020の1万円金貨は値上がりする?」
東京2020 第一次の1万円金貨は、販売価格が120,000円で、純金15.6gです。
2026年10月20日17:00の公表価格で計算した金としての目安は約355,259円です。
これから先の値動きは分かりませんが、売る時の物差しは販売価格ではなく、その日の金価格×15.6gになります。
待つか売るか、結局どう決めればいいんでしょう?
今日の金額を一度聞いてみて、その金額で納得できるかどうかで決めるのがおすすめです。聞くだけなら費用がかからない店も多いですよ。
推移を見たら、今日の金額も聞いておきましょう
推移を記録していても、実際の受取額は店に聞かないと分かりません。
店ごとに単価や評価の基準が違うので、同じ日に2〜3店で聞いてみるのが確かです。
- 今日の公表価格で金としての目安を出した
- 自分の推移表で、ここ数週間の動きを見た
- 店の参考価格は更新日付きのものを見た
- 今日の受取額を店に聞いた
- 売らない場合も、額面の10万円は残ることを知っている
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記念金貨の査定額を確かめる
10万円金貨・5万円金貨・1万円金貨は、ケースから出したものや傷があるものも査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
売るか持っておくかの決め方は10万円金貨は売るべき?持っておくべき?、額面と金の価値の違いは10万円金貨の価値は今いくら?、売る前の全体の流れは10万円金貨の買取ガイドにまとめています。
よくある質問
10万円金貨の買取価格の推移は、どこで調べられますか?
金価格は田中貴金属工業の相場ページで公表されています。公表日時と店頭買取価格を書き留めて、手元の金貨の重さを掛けていくと、自分用の推移表が作れます。
金価格が下がったら、10万円金貨の価値はなくなりますか?
なくなりません。記念金貨は法定通貨なので、金融機関の窓口で額面の10万円と引き換えられます。金としての目安は動きますが、お金としての価値は変わりません。
1万円金貨の価格の推移も10万円金貨と同じですか?
売る時の考え方は同じで、純金の重さ×その日の金価格が物差しです。1万円金貨には20gのものと15.6gのものがあるので、重さを確かめてから計算してみてください。
まとめ
- 10万円金貨の買取価格は、金価格の推移に合わせて動く
- 額面の10万円は金融機関で引き換えられる下支えになる
- 推移は田中貴金属工業の公表価格を自分で記録すると確か
- 1万円金貨は発行年によって販売価格が大きく違うが、売る時の物差しは金の重さ
- 将来の予想ではなく、今日の金額で納得できるかで決める







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