天皇在位60年記念金貨の買取価格は?20gの10万円金貨を売る前の計算

天皇在位60年記念金貨の買取価格を計算するイメージ

当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

引き出しや金庫の奥から、昭和天皇の御在位60年を記念した10万円金貨が出てきた。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、天皇在位60年記念金貨の買取価格は「純金20g×その日の金価格」がおおよその出発点です。額面の10万円よりかなり上になります。

この記事では、その計算のやり方と、店ごとに提示額が違う理由、売る日の段取りまでを順番にお伝えします。

金貨を持っている人

実家の片付けで、昭和天皇の10万円金貨が出てきました。いくらで売れるものなんでしょうか?

案内役

まず重さを見てみましょう。御在位60年の10万円金貨は純金20gなので、金の値段から目安が出せますよ。

目次

天皇在位60年記念金貨の買取価格は「20g×金価格」が出発点です

先に結論

天皇陛下御在位60年記念の10万円金貨は、昭和61年銘も昭和62年銘も純金20.0gです。2026年10月20日17:00に田中貴金属工業が公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)で計算すると、金の重さだけで見た目安は455,460円です。

この455,460円は、記事執筆日時点の参考値です。金地金(インゴット)の価格を使った計算なので、記念金貨の買取価格そのものではありません。

『じゃあ実際にはいくらになるの?』と気になりますよね。実は店の提示額は、この目安より上になることも下になることもあります。

店ごとに「1gあたりいくらで見るか」「記念金貨として上乗せするか」の考え方が違うからなんです。

まずは手元の金貨の基本を確かめておきましょう

財務省の記念貨幣一覧では、正式名称は「天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣」です。品位は純金、量目(重さ)は20.0g、直径は30.0mmです。

発行は昭和61年銘が1,000万枚、昭和62年銘が100万枚で、合計1,100万枚あります。昭和61年と62年で何が違うのかは昭和61年と昭和62年の10万円金貨の違いで詳しく見ています。

項目天皇陛下御在位60年記念10万円金貨
額面100,000円
品位純金
重さ20.0g
直径30.0mm
発行枚数昭和61年銘1,000万枚・昭和62年銘100万枚
金の重さだけで見た目安455,460円(22,773円/g×20g)

金貨そのものの成り立ちは御在位60年記念10万円金貨とはにまとめています。

枚数ごとの目安を出してみると

例えば親の遺品から何枚かまとめて出てきた場合は、枚数を掛けるだけで目安がつかめます。

枚数純金の合計22,773円/gで見た目安
1枚20g455,460円
2枚40g910,920円
3枚60g1,366,380円
5枚100g2,277,300円

ただ、この表の金額で売れるという意味ではありません。あくまで「この辺りを基準に提示額を見比べる」ための物差しとして使ってみてください。

同じ時刻の金の店頭小売価格は23,322円/gで、20gなら466,440円です。買う時と売る時の値段に差があるのは、金の取引ではふつうのことなんです。

天皇在位60年記念金貨20gの買取価格の目安を計算した図解
金貨を持っている人

455,460円って、ずいぶん高いですね。本当にそんなに受け取れるんですか?

案内役

その金額は金の重さで見た目安なので、店の提示額とは別物です。次の章で、実際の店の参考価格を並べてみますね。

店ごとの参考価格はどれくらい違う?

ここが大事なところです

同じ日でも、御在位60年の10万円金貨1枚の参考価格は店によって大きく違います。どちらが正しいということではなく、店ごとに単価や評価の基準が違うと考えておきましょう。

2026年10月20日に、各店の公式サイトで確認した表記をそのまま並べました。並び順は順位ではありません。

店公式サイトの表記1枚の金額1gあたりに直すと
買取大吉金貨の買取参考価格表(2026年10月20日更新)595,200円29,760円
大黒屋金貨買取価格表(日本)(更新日2026年10月20日)421,000円21,050円
買取のまる福2026年10月20日 当店買取価格(公式は「436.600円」と表記)436,600円21,830円
金貨買取本舗一般用の宅配買取価格(同ページの金価格は2026年10月20日現在)406,530円約20,327円
おたからや参考買取価格(2026年1月29日時点の過去最高買取実績で、現在の買取価格ではないと公式に明記)600,000円過去の実績のため計算しません

買取大吉の表には「上記の金額は参考価格です。買取金額を保証するものではございません」と書かれています。どの店の金額も、実物を見たうえで変わることがあると思っておくと安心です。

1gあたりに直すと、店ごとの見方の差がよく分かりますよね。金の公表価格22,773円/gより上で見ている店もあれば、少し下で見ている店もあります。

参考価格を見る時に気をつけたいこと

公式サイトの金額には、それぞれ「いつの」「どんな条件の」数字かが書かれています。

  • 更新日が今日か、何か月も前か
  • 宅配限定・店頭限定などの条件が付いていないか
  • 過去の最高実績なのか、今の参考価格なのか
  • ケース入りや未開封など、状態の条件があるか

例えばおたからやの600,000円は、公式が「現在の買取価格ではありません」と明記している過去の実績です。今日の提示額と同じものとして比べないようにしましょう。

金の値段より高く見てもらえることはある?

『記念硬貨なんだから、金の値段に上乗せがあるのでは?』と期待する方もいますよね。

実は、1gあたりに直した金額が金の公表価格を上回っている店もあります。上の表なら、買取大吉の29,760円/gがそうです。

一方で、金の値段を基準に重さで計算する、と説明している店もあります。なんぼやは金貨について「相場×重量によって査定金額を導き出しています」と公式のFAQで答えています。

バイセルは「単なる重量査定に留まらず、発行枚数や保存状態(ブリスターパックの有無)による希少価値をプラス」と書いています。上乗せの有無や考え方は、店ごとにかなり違うんです。

店の説明の傾向公式サイトの書き方の例比べる時に聞くこと
重さと金の相場で計算相場×重量で査定(なんぼや)今日の1gあたりの単価
状態や付属品も評価保存状態と付属品を重視(買取大吉)ケースの有無で金額が変わるか
希少価値を上乗せ発行枚数や保存状態による希少価値をプラス(バイセル)どの点が評価されたか

どの考え方が良い悪いではありません。同じ金貨でも提示額が変わる理由が分かれば、買取相場の幅にも納得しやすくなりますよ。

店ごとの差の考え方は10万円金貨の買取価格は店でどれくらい違う?でも詳しく扱っています。

銀行で10万円に替えるのと比べると?

結論から言うと

御在位60年の10万円金貨は、今も法定通貨です。銀行などの窓口で額面の10万円と引き換えられます。ただ、金の重さで見た目安は455,460円なので、いまは額面を大きく上回っています。

『お金なんだから、銀行に持って行くのが一番安全では?』と思う方もいますよね。その考え方は間違いではありません。

財務省は、記念貨幣は通常の貨幣と同じように使えるとしたうえで、使う時は「銀行などの金融機関の窓口で通常の貨幣と引き換えて下さい」と案内しています。

日本銀行の本店・支店でも、記念貨の引換えを受け付けています。事前の予約が案内されていて、受付は月曜から金曜の9:00〜15:00です。郵送での引換えはできません。

銀行で額面に引き換える
  • 受け取るのは額面の100,000円
  • 金価格の上下に関係なく金額が決まっている
  • 民間の金融機関の手数料は事前に窓口で確認
買取店に売る
  • 提示額は金価格と店の基準で決まる
  • 2026年10月20日の公表価格なら金の目安は455,460円
  • 店ごとに金額の差がある

例えば3枚ある場合、銀行なら合計30万円です。金の重さで見た目安なら1,366,380円になります。

この差を知らずに額面で替えてしまうと、あとで驚くことも。先に買取の金額を聞いてから決めても遅くありません。

どちらが向いているかの判断は銀行で換金と買取どちらが得?で、状況別に比べています。

銀行で額面に替える場合と買取店に売る場合を比べた図解

ケースや傷、偽造事件の話は査定に関係する?

金貨を持っている人

ブリスターパックから出してしまったものと、入ったままのものがあります。値段は変わりますか?

案内役

変わることもあります。ただ、出してしまった金貨でも買い取ってもらえる店がほとんどなので、慌てなくて大丈夫ですよ。

ケースや付属品の扱いは、店によって書き方が違います。2026年10月20日に確認した公式の説明を並べておきますね。

店公式サイトの説明(要点)
大黒屋ブリスターパック入りや付属品がそろった状態を高価買取のポイントに挙げる。開封品でも記念金貨は高額買取と記載
バイセル天皇陛下御在位60年記念10万円金貨は純金20g。ブリスターパック未開封品であれば、より高評価につながると記載
買取大吉保存状態と付属品を重視。傷がついていても買取可能と記載
買取むすび変色・変形など状態が悪くても大丈夫、箱や付属品がなくても問題ないと記載

つまり、ケースや付属品は「あれば一緒に出す」が基本です。無いから売れない、ということはありません。

査定に出す前のチェック
  • ブリスターパックやケースは開けずにそのまま持って行く
  • 箱・説明書など、付属品があれば全部そろえる
  • 汚れが気になっても布で拭かない・磨かない
  • 裸の金貨は布などでくるんで、こすれないようにする

大黒屋は「埃がついてしまったから布で拭き取った」だけでも擦り傷がつくことがある、と説明しています。きれいにしようとするほど逆効果になることもあるんです。

偽造事件のあった金貨でも、ふつうに売れるの?

昭和の御在位60年の10万円金貨では、平成2年の初めに偽造事件が発覚しました。国会の政府答弁では、捜査当局が押収した偽貨は2万2千枚、日本銀行が保有する偽貨は8万6千枚と述べられています。

『うちの金貨は大丈夫かな…』と不安になりますよね。発行枚数は合計1,100万枚なので、偽貨の数はその中のごく一部です。

やらないでほしいこと

本物かどうかを自分で確かめようとして、削ったり薬品をつけたりするのはやめておきましょう。表面に傷がつき、査定に響くことがあります。真贋の確認は買取店の査定に任せるのが安全です。

偽物の話を落ち着いて知っておきたい方は、10万円金貨の偽物の見分け方も読んでみてください。

天皇在位60年記念金貨についてのよくある相談

Yahoo!知恵袋では、御在位60年の金貨を手にした方からこんな相談がよく出ています。似た状況の方は参考にしてみてください。

相談1 片付けで出てきた記念貨幣、今の価値はどれくらい?

片付けをしていたら「天皇陛下御在位60年記念貨幣」が出てきて、今の価値が分からないという相談です。

10万円金貨なら、金としての目安は455,460円(2026年10月20日17:00の田中貴金属の公表価格×20g)です。額面の10万円は「最低限この金額にはなる」という下支えと考えると分かりやすいですよ。

ただし、同じ御在位60年の記念貨幣には、金ではない1万円銀貨などもあります。まずは額面が10万円かどうかを確かめてみてください。

相談2 銀行で交換するなら、いくらになる?

金貨を売ろうと考えていて、銀行で交換した場合の金額を知りたいという相談です。

銀行で引き換えるなら額面の10万円です。上の計算と比べると、いまは買取の方が金額の目安は大きくなります。

『両方の金額を聞いてから決めたい』という方は、先に買取店で査定だけ受けてみる方法もあります。買取大吉は、金額に納得できなければ持ち帰ってよいと公式のFAQで答えています。

相談3 金の買取店に持って行ったら、扱っていないと言われた

御在位60年の10万円金貨を、金地金で知られる田中貴金属工業へ持って行ったという相談もあります。

田中貴金属のリサイクルサービス「RE:TANAKA」は、買取できないものに「円表記のある法定通貨」を挙げています。10万円金貨は円表記のある法定通貨なので、この基準では対象外にあたります。

金の店だから何でも買い取る、とは限らないんです。記念金貨の価格表を出している店を選ぶと、話が早く進みます。

売る前の準備と当日の流れ

金貨を持っている人

初めてなので、何を持って行けばいいのか分かりません。

案内役

金貨と付属品、それに身分証があれば大丈夫です。順番に見ていきましょう。

天皇在位60年記念金貨を売る流れ
  1. 額面が10万円で、昭和61年か62年の年銘があるかを確かめる
  2. 枚数を数えて、22,773円/g×20g×枚数で金の目安を出しておく
  3. ケース・箱・説明書など付属品をそろえる
  4. 運転免許証などの本人確認書類を用意する
  5. 店頭・出張・LINE査定など、行きやすい方法で査定を受ける
  6. 提示額と、さっき出した目安を見比べてから決める

査定の場では、「今日の1gあたりの単価はいくらで見ていますか」「ケース入りと裸で金額は変わりますか」と聞いてみてください。金額の理由が分かると、納得して決めやすくなります。

提示額を聞いたら、その場で決めなくても大丈夫です。スマホのメモに「2026 8月 店名 金額」のように、日付・店・金額を並べて残しておくと、あとで別の店と比べる時に迷いません。

実際に査定を受けてみるなら、店舗数の多い買取店から始めるのも一つの方法です。

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記念金貨の査定額を確かめる

10万円金貨・5万円金貨・1万円金貨は、ケースから出したものや傷があるものも査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

例えばおたからやは、店舗数2,080店舗以上(2026年10月時点・公式)で、店頭・出張・LINE査定などから選べます。査定料・鑑定料は無料と公式に書かれています。

何枚もある時は、まとめて売る?分けて売る?

親の遺品から3枚出てきた、というように複数枚ある方も多いですよね。

まとめて査定に出すと、1枚あたりの単価や合計を一度に比べられます。買取大吉の御即位記念金貨のページには「3枚おまとめ」の事例が載っていて、複数枚でも1枚ずつの金額を足した形で示されています。

『全部売るか、1枚は残すか』で迷う方もいるはずです。その場合は、1枚だけ手元に残して残りを査定に出す、という分け方もできます。

枚数ごとの考え方は10万円金貨を何枚もまとめて売るで詳しく紹介しています。

金額が大きくなる時に知っておきたいこと

金の重さで見た目安が455,460円なので、5枚まとめると金の目安だけで2,277,300円になります。

金地金等の買取で1回の支払いが200万円を超えると、買取店が税務署に支払調書を出す決まりがあります(所得税法・同施行令)。ルール自体は売る側の手続きではないので、知っておくだけで大丈夫です。

また、国税庁は金地金の売却による所得を原則として譲渡所得と説明しています。年間の譲渡益の合計から特別控除50万円を差し引けるので、気になる方は10万円金貨を売ると税金はかかる?を確認してみてください。

補足

個別の税金の判断は、税務署や税理士に確認するのが確実です。この記事では一般的な仕組みだけを紹介しています。

10万円金貨の売り方全体を知りたい方は、10万円金貨の買取ガイドもあわせてどうぞ。

よくある質問

天皇在位60年記念金貨の買取価格は、昭和61年と昭和62年で違いますか?

2026年10月20日に確認した各店の価格表では、年銘で分けずに1つの金額で載せている店がほとんどでした。昭和62年銘は発行枚数が少ないので、気になる方は査定の時に評価が変わるか聞いてみてください。

10万円玉や「即位60年の金貨」と呼ばれているものと同じですか?

「10万円玉」や「即位60年の記念硬貨」と呼ばれることがありますが、正式には天皇陛下御在位60年100,000円金貨幣という法定通貨の記念金貨です。記念メダルとは違い、額面が付いています。

御在位60年の1万円金貨はありますか?

財務省の記念貨幣一覧の純金貨幣に、御在位60年の金貨は10万円の1種類だけです。同じ記念の1万円は銀貨です。

金価格が下がったら、額面より安くなりますか?

買取の提示額は金価格で動きます。ただ、銀行で額面の10万円と引き換える道はいつでも残っているので、両方を比べて決めてください。

まとめ

この記事の要点
  • 天皇在位60年記念金貨は純金20g。2026年10月20日17:00の公表価格なら金の目安は455,460円
  • この目安は金地金の価格で計算したもので、買取価格そのものではない
  • 同じ日でも店の参考価格は406,530円〜595,200円と幅がある(各店公式の表記)
  • 銀行なら額面の10万円。いまは金の目安が額面を大きく上回る
  • ケースや付属品はそのまま持って行き、磨かない・拭かない
10万円金貨買取.jp

10万円金貨買取.jp 編集部

昭和天皇御在位60年・天皇陛下御即位の10万円金貨、皇太子殿下御成婚の5万円金貨、1万円金貨など、日本の記念金貨を納得して手放すために、金貨の見分け方・相場の計算・銀行と買取の違い・売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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