皇太子殿下御成婚記念の金貨とは?平成5年の5万円金貨の重さと発行枚数

皇太子殿下御成婚記念の金貨の基本を確かめるイメージ

当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

「皇太子殿下御成婚記念」と刻まれた金色のコインを見つけたものの、どんな物なのかよく分からない。そんな方も多いはずです。

結論から言うと、皇太子殿下御成婚記念の金貨は、平成5年に国が発行した額面5万円・純金18gの記念金貨です。今もお金として使える法定通貨なんです。

ここでは、公式の一覧に載っている重さ・大きさ・発行枚数と、よく混同される硬貨との見分け方をお伝えします。

金貨を持っている人

母の箪笥から「御成婚記念」と書かれた金色のコインが出てきました。これって本物のお金なんですか?

案内役

額面が5万円と刻まれていれば、国が発行した記念金貨です。まずは公式の数字と見比べてみましょう。

目次

皇太子殿下御成婚記念の金貨はどんな記念貨幣?

先に結論

財務省の記念貨幣一覧での正式名称は「皇太子殿下御成婚50000円金貨幣」です。品位は純金、重さ18.0g、直径27.0mmで、年銘は平成5年です。

「御成婚記念硬貨 5万円」「皇太子殿下御成婚記念コイン」「皇太子結婚記念金貨」など、呼び方はいろいろありますよね。どれも、この5万円金貨のことを指している場合がほとんどです。

項目公式一覧の内容
正式名称皇太子殿下御成婚50000円金貨幣
額面50,000円
品位純金
量目(重さ)18.0g
直径27.0mm
年銘平成5年
発行枚数200万枚
金融機関での引換開始平成5年9月9日

出典は財務省の記念貨幣一覧と、造幣局の個別ページです。

販売ではなく、窓口で引き換える形だったと読めます

財務省の記念貨幣一覧PDFでは、この金貨の行に販売価格の欄がなく、引換開始日だけが載っています。昭和の御在位60年や平成2年の御即位記念の10万円金貨と同じ形です。

平成9年以降の1万円金貨には、38,000円などの販売価格が書かれています。同じ記念金貨でも、世の中への出方が違ったんですね。

皇太子殿下御成婚記念の5万円金貨の基本の数字をまとめた図解

「10万円」や「天皇陛下」の御成婚記念もある?

金貨を持っている人

ネットで「皇太子殿下御成婚記念 10万円金貨」という言葉を見ました。うちのは5万円ですが、別の物があるんですか?

案内役

財務省の一覧に載っている御成婚記念の金貨は5万円の1種類だけです。10万円金貨は別の記念のものなんですよ。

御成婚記念硬貨に10万円があると思っている方は、少なくありません。実は、ここがいちばん混同しやすいところです。

国が発行した10万円金貨は、昭和天皇の御在位60年記念(昭和61・62年)と、平成2年の天皇陛下御即位記念の2種類だけです。どちらも御成婚記念ではありません。

呼ばれ方の例公式一覧での実際
皇太子殿下御成婚記念10万円金貨御成婚記念の金貨は5万円のみ
天皇陛下御成婚記念硬貨・コイン金貨の一覧にこの名前はない。御成婚記念は「皇太子殿下」
皇太子即位記念硬貨金貨の一覧では「天皇陛下御即位」。御成婚記念とは別
皇太子陛下御成婚記念硬貨正式名称は「皇太子殿下御成婚」

『天皇陛下の御成婚記念だと聞いていた』という方もいるかもしれません。金貨の一覧に載っている御成婚の記念は、平成5年の皇太子殿下御成婚だけです。

額面と重さで見分けましょう

迷った時は、刻まれた額面と、はかりで量った重さを確かめるのがいちばん確実です。

金貨額面重さ直径
皇太子殿下御成婚記念(平成5年)50,000円18.0g27.0mm
天皇陛下御在位60年記念(昭和61・62年)100,000円20.0g30.0mm
天皇陛下御即位記念(平成2年)100,000円30.0g33.0mm
御成婚記念の金貨と10万円金貨の見分け方の図解

重さの量り方は10万円金貨の重さで紹介しています。他の記念金貨と並べて見たい方は日本の記念金貨一覧もどうぞ。

同じ記念の銀貨や白銅貨との違いは?

結論から言うと

御成婚記念の硬貨のうち、純金でできているのは5万円金貨だけです。財務省の一覧の純金貨幣に、御成婚記念の5千円や500円は入っていません。

知恵袋には、5万円金貨と5千円銀貨・500円硬貨の3点セットを持っている、という相談もあります。同じ記念でも、金貨とそれ以外では評価のされ方がまったく違います。

このサイトは金貨を扱うので、銀貨や白銅貨の値段や売り方は取り上げません。セットで持っている時は、金貨とそれ以外を分けて枚数を数えておくと、査定の時に話が早いですよ。

手元の硬貨を確かめるチェック
  • 額面が50,000円と刻まれているか
  • 年銘が平成5年か
  • 0.1g単位のはかりで18g前後あるか(ケースごと量らない)
  • 直径が27mm前後か
  • 銀色ではなく金色か

皇太子殿下御成婚記念の金貨についてのよくある相談

Yahoo!知恵袋には、御成婚記念の金貨についてこんな相談が寄せられています。

相談1 当時の販売価格はいくらだった?

御成婚記念の5万円金貨と、昭和天皇の御在位60年10万円金貨は、当時いくらで売られていたのか、という相談です。

上で触れたとおり、財務省の一覧PDFには、この2つの金貨の販売価格が載っていません。金融機関の窓口で引き換える形だったと読めるので、手に入れた時の金額は額面と考えるのが自然です。

ただ、明記された公式の記述は見つかりませんでした。家族が当時どう手に入れたか分かれば、それがいちばん確かです。

相談2 額面5万円なのに、なぜ何十万円にもなる?

額面が5万円の金貨なのに、なぜ20万円以上の値段がつくのか、という相談です。

理由は、中身が純金18gだからです。額面は「お金として使う時の金額」で、金としての価値とは別に決まっています。

田中貴金属工業が2026年10月20日17:00に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)で計算すると、18gで409,914円です。記事執筆日時点の参考値で、記念金貨の買取価格そのものではありませんが、額面の8倍を超えています。

相談3 5万円金貨・5千円銀貨・500円硬貨のセットはどう扱う?

3点セットの記念硬貨を持っていて、どう扱えばよいのか、という相談です。

金貨は金としての価値が大きいので、まずは5万円金貨の扱いを決めるのがおすすめです。セットのケースに入ったまま査定に出せば、店がセットとしての評価もあわせて見てくれます。

セットの売り方は記念硬貨セットに入った金貨の買取でも詳しく紹介しています。

皇太子殿下御成婚記念の金貨の価値は?

金貨を持っている人

価値があるのは分かりました。売るとしたら、どこで、どれくらいになりそうですか?

案内役

銀行なら額面の5万円、買取店なら店の提示額です。店によって参考価格がかなり違うので、何店か聞いてみるのがおすすめですよ。

皇太子殿下御成婚記念硬貨の価値は、お金としての額面と、金としての目安の2つで考えると分かりやすいです。

見方金額の目安根拠
お金として50,000円額面。金融機関や日本銀行の窓口で引き換えられる
金として409,914円2026年10月20日17:00公表の金の店頭買取価格×18g
店の参考価格店ごとに違う例: 大黒屋376,000円・買取大吉535,700円(どちらも2026年10月20日更新の公式表記)

店ごとの差は、1gあたりの単価や記念金貨としての評価の違いから生まれます。受取額の計算と売り方は、皇太子殿下御成婚記念5万円金貨の買取で詳しく紹介しています。

5万円金貨と他の金貨の価値の比べ方は、5万円金貨の価値と相場もあわせてどうぞ。

一度プロに見てもらうと、手元の1枚の今の金額がはっきりします。

PR|金・記念金貨の買取

記念金貨の査定額を確かめる

10万円金貨・5万円金貨・1万円金貨は、ケースから出したものや傷があるものも査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

例えばおたからやは、店舗数2,080店舗以上(2026年10月時点・公式)で、店頭・出張・LINE査定などから選べます。査定料・鑑定料は無料と公式に書かれています。

よくある失敗

くすんで見えるからと磨いてしまうことです。おたからやは、無理に磨いたり薬品で洗浄すると表面を傷つけたり色味を損ねる恐れがあると案内しています。そのまま持って行きましょう。

10万円金貨も含めた売り方全体は、10万円金貨の買取ガイドでまとめています。

よくある質問

平成5年の皇太子殿下御成婚記念硬貨は、今も使えますか?

使えます。財務省は、記念貨幣は通常の貨幣と同じように使えると説明しています。ただ自動販売機などでは使えないことがあるので、銀行などの窓口で通常の貨幣と引き換えるよう案内しています。

皇太子殿下御成婚記念の貨幣は、何枚発行されましたか?

財務省の記念貨幣一覧PDFでは、5万円金貨の発行枚数は200万枚です。造幣局の一覧でも2,000千枚と載っています。

ケースに入ったまま重さを量ってもいいですか?

ケースの重さが加わるので、正しい数字になりません。無理にケースから出す必要はないので、額面と年銘を確かめるだけにしておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 皇太子殿下御成婚記念の金貨は、平成5年銘・額面5万円・純金18gの記念金貨
  • 直径27.0mm、発行枚数200万枚、引換開始は平成5年9月9日
  • 御成婚記念の10万円金貨はない。10万円金貨は御在位60年と御即位記念の2種類
  • 同じ記念の銀貨・白銅貨は金貨とは別の評価
  • 価値は額面5万円と、金としての目安の2つで見る
10万円金貨買取.jp

10万円金貨買取.jp 編集部

昭和天皇御在位60年・天皇陛下御即位の10万円金貨、皇太子殿下御成婚の5万円金貨、1万円金貨など、日本の記念金貨を納得して手放すために、金貨の見分け方・相場の計算・銀行と買取の違い・売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次