当サイトの記事は、財務省・造幣局・日本銀行・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
金の価格が上がっていると聞くと、『今が売り時?それとも、もう少し待ったほうがいい?』と迷いますよね。10万円金貨を売るタイミングは、多くの人が悩むところです。
10万円金貨を売ろうか迷っています。金の価格が上がっているみたいですが、今売って大丈夫でしょうか?
この先上がるか下がるかは、誰にも分からないんです。だからこそ、相場の予想より「自分がいつお金を使いたいか」で決めるのがおすすめですよ。
結論から言うと、10万円金貨を売るタイミングは、相場ではなく自分の事情と税金の年で決めるのがいちばん後悔しにくい方法です。
この記事では、公表価格の確かめ方と、額面と金の価値の関係を使って、売る時期の考え方をお話しします。相場の予想はしません。
10万円金貨を売るタイミングは、自分の事情で決めます
「いちばん高い日に売る」を目指すと、いつまでも決められなくなります。使い道が決まっている、置き場所に困っている、家族で分けたいなど、自分の事情がそろった時が売るタイミングです。
売る時期を考える時の目安を、状況別にまとめました。
| あなたの状況 | 考え方 |
|---|---|
| 使い道と時期が決まっている | その時期に合わせて、少し前から査定を受け始める |
| 急ぎではないが、手放すつもり | 公表価格を何日か見て、気持ちが決まった日に |
| 同じ年に他の金も売る予定 | 税金の特別控除を考えて、売る年を意識する |
| 相続や家族で分ける話がある | 家族で話し合ってから決める |
| 売るかどうか自体を迷っている | まず査定で金額を聞いてから考える |
売るか持っておくかで迷っている方は、10万円金貨は売るべき?持っておくべき?のチェックリストも使ってみてください。
金価格は毎日変わる:公表価格の見方
10万円金貨の買取価格は、金の価格と深く関わっています。だから、売る前にその日の金価格を見ておくと安心です。
田中貴金属工業は、毎日の金の店頭価格をサイトで公表しています。2026年10月20日の公表は17:00で、店頭買取価格は22,773円/g(税込)、前の営業日より358円下がっていました。
| 1gあたり358円の動き | 計算 | 1枚あたりの差 |
|---|---|---|
| 御在位60年記念(20g) | 358円×20g | 7,160円 |
| 御即位記念(30g) | 358円×30g | 10,740円 |
1日でこれくらい動くこともあるんです。ただ、上がった日もあれば下がった日もあり、明日どちらに動くかは分かりません。
前日比は、土日・祝日を除く前の営業日の9:30の価格と比べた数字だと注記されています。今日の価格の調べ方は今日の10万円金貨の買取価格を調べる方法で詳しく見ています。

これまでの金価格の動きと額面の関係は、10万円金貨の買取価格の推移でまとめています。過去の動きは、この先の動きを約束するものではない点だけ覚えておいてください。
額面と金の価値の関係から見る
もし金の価格が大きく下がったら、10万円金貨の価値はなくなってしまいますか?
なくなることはないんです。10万円金貨は額面のあるお金なので、そこが支えになりますよ。
ここで知っておきたいのが、額面の存在です。
10万円金貨は法律で定められた日本のお金です。財務省や日本銀行の説明どおり、金融機関の窓口で額面の10万円と引き換えられます。
では、金の重さで見た目安が額面を下回るのは、金がいくらの時でしょうか。
| 金貨 | 額面 | 純金の重さ | 額面÷重さ |
|---|---|---|---|
| 御在位60年記念 | 100,000円 | 20g | 5,000円/g |
| 御即位記念 | 100,000円 | 30g | 約3,333円/g |
2026年10月20日の公表価格22,773円/gと比べると、額面に並ぶ水準はずっと下にあります。いまは、金としての目安が額面を大きく上回っている状態なんです。
10万円金貨は、金価格がどう動いても、額面の10万円と引き換えられるお金でもあります。売る時期を考える時は、この「下に額面がある」ことを頭に置いておくと落ち着いて考えられます。
ただし、これは額面で引き換えられるという話で、買取価格を約束するものではありません。実際の買取価格は、その日の金価格と店ごとの単価や評価で決まります。
税金の年も考えておく
金貨を売っただけで、税金がかかることもあるんですか?
利益が出ればかかることがあります。ただ、年に50万円の特別控除があるので、売る年を意識しておくといいですよ。
売る時期を考える時、意外と見落としやすいのが税金です。
国税庁の説明では、金地金を売った所得は原則として譲渡所得になり、その年の譲渡益の合計から特別控除50万円を引けます。持っていた期間が5年を超える場合は、さらに2分の1にした額が課税の対象です。
- 同じ年に、他の金製品や金貨を売る予定があるか
- 金貨をいつから持っているか(5年以内か、5年を超えるか)
- 買った時の金額や、もらった経緯が分かる書類があるか
- 1回の売却が200万円を超えそうか
特別控除の50万円は、その年に売った物の譲渡益を合わせた額に対して使える枠です。同じ年に他の金も売ると、合わせて50万円までになります。
自分の場合にどうなるかは、税務署か税理士に相談してみてください。税金の基本は10万円金貨を売ると税金はかかる?でまとめています。
売ると決めたら、どう動く?
時期が決まったら、あとは準備をして査定を受けるだけです。
- 手元の金貨の種類と枚数を確かめる
- その日の公表価格で、金の重さで見た目安を出す
- 2〜3店で1枚ずつの金額を聞く
- 納得できた店で売る。迷ったらその日は見送る
『もう少し待てば上がるかも』と思ったら、査定の金額だけ聞いておく方法もあります。金額を知っておけば、次に売る時の判断がしやすくなりますよ。

売る時期が決まって、今日の金額を聞いてみようと思えたら、査定の申し込みに進みましょう。
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記念金貨の査定額を確かめる
10万円金貨・5万円金貨・1万円金貨は、ケースから出したものや傷があるものも査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
よくある相談:今売って大丈夫?
知恵袋でも、売るタイミングの相談はとても多く寄せられています。よく見かける3つに答えますね。
相談1「金がだいぶ上がっているけど、今売って大丈夫?」
御在位60年記念の10万円金貨を持っていて、金の価格が上がっている今、売っていいのか迷っているという相談です。
結論から言うと、この先どう動くかは誰にも分からないので、「大丈夫」とも「待つべき」とも言えません。自分が使いたい時期が近いなら、その時に向けて査定を受け始めるのが現実的です。
2026年10月20日17:00の公表価格で見ると、20gの目安は455,460円でした。額面の10万円を大きく上回っています。
相談2「5万円金貨、10年後や20年後にはもっと高く売れる?」
皇太子殿下御成婚記念の5万円金貨を持っていて、何十年か待てばもっと高くなるかという相談です。
これも、先のことは分かりません。ただ、長く持つなら、保管の場所や、家族が金貨の存在を知っているかも一緒に考えておきたいところです。
相談3「もらった金貨、好きなタイミングで売っていいと言われたけど…」
お祝いでもらった金貨を、好きな時に売っていいと言われたけれど、どう決めればいいか分からないという相談です。
『もらった物を売っていいのかな』と迷う気持ちもありますよね。お金が必要になった時まで持っておき、その時に査定を受けるのも立派な選び方です。もらった金貨の考え方はもらった10万円金貨を売ってもいい?でお話ししています。
よくある質問
10万円金貨を売るのに、いい曜日や時間はありますか?
決まった答えはありません。田中貴金属は毎日の価格を公表しているので、売る日の価格を見てから査定を受けると、目安と比べやすくなります。
金価格が下がったら、10万円金貨の価値はなくなりますか?
10万円金貨は法定通貨なので、金融機関の窓口で額面の10万円と引き換えられます。金の重さで見た目安が額面を下回るのは、20gの金貨なら金が1gあたり5,000円を下回った時です。
年をまたいで売ると税金は変わりますか?
特別控除の50万円は、その年の譲渡益の合計に対して使えます。自分の場合にどうなるかは、税務署か税理士に確かめてください。
売るタイミングを待つ間、どう保管すればいいですか?
ケースや付属品と一緒に、磨かずそのまま保管しておきましょう。家族にも保管場所を伝えておくと安心です。
まとめ
- 10万円金貨を売るタイミングは、相場の予想ではなく自分の事情で決める
- 金価格は毎日変わり、2026年10月20日は前日比358円下がった(30gで10,740円の差)
- 額面に並ぶのは20gなら5,000円/g、30gなら約3,333円/gで、今はそのずっと上にある
- 同じ年に他の金も売るなら、特別控除50万円は合わせての枠になる
- 迷ったら、まず査定で金額を聞いてから決める
10万円金貨の売り方の全体像は10万円金貨の買取ガイドにまとめています。







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